
自社の職人さんたちのおかげで木の魅力を再確認できた
営業製作部 イ・ジュリ | マロニエゲート銀座
ベトナム、インドネシア、カンボジアと海外出身の人達も働くdac。韓国で生まれ育った営業製作部のイ・ジュリさんもその一人。大学で日本に留学し、新卒で入社した。
「デザイン設計部にもう一人韓国人がいます。外国人にとってもすごく居心地がいいですね。働く人がみんな本当に優しく、社員同士の結束力の高さはdacの自慢です。外国人だからとか関係なく、すぐに相談できる環境と雰囲気がありますし、人手が足りなければ手伝ってくれるなど、困っていれば助けてくれる人がいます。私も誰かのために助けたいと自然と思えるんですよね。いい先輩がたくさんいますし、私も後輩にとって相談しやすく、頑張ろうと思わせられる先輩でありたいです」

営業製作部に所属し、担当しているのはマロニエゲート銀座。さまざまな業種のテナントが入っている大型商業施設で、内装管理業務を担当している。テナントの入れ替え時に発生する工事内容を詰め、スケジュールを管理するのが主な仕事だ。自らの成長が目に見えて感じられることが、大きなモチベーションになっている。
「担当させていただくようになって7年目ですが、日々新鮮で飽きることがありません。洋服屋さんからスーパー、レストランと特性の違うテナントさんが次々に入ってきて、出来上がっていく過程を見るのが楽しいです。設備や内装の知識が増え、さまざまなことを自ら判断できるようになり、最近は現場を任せてもらえるようになり、自分の成長を感じます。いつも、お客様の役に立つ人として、気楽に相談していただきたい。そう思いながら働いています。他の業者さんから工期が短いから無理だと言われた案件をやり遂げて『dacさんに頼んでよかった。次も是非お願いします』と仰っていただくと、とても嬉しいです」

日本で入学したのは美術大学で、木工を専攻。当初は、家具デザイナーを目指していた。
「木は種類によってはいい香りがしますし、触り心地もよくて、自分でカットした木材を一から組んでいく作業が楽しかったです。dacに入社して、工場の職人さんの仕事を見ているとプロはこうやるのかと唸らせられます」
志望動機はデザイン設計を志望していたが、配属された営業にやりがいを見出すことができた。
「現場でお客さまに『こうした方法のほうが綺麗に仕上がります』『この壁は塗装よりクロスのほうが使い勝手がいいと思います』と直接ご提案することができます。これは、私にとってデザインをしているのと同じ感覚。性格も現場に立つ営業に向いていると感じるので、この道を極めていきたいです」
大学で木工を専攻するほど、木の魅力を肌感覚でわかっているイ・ジュリさん。
「dacは都内では珍しく工場も物流も持っている、木工に強い会社。その良さがあまり外に知られていないのがもったいないように思います。新たなステートメント Wood, Works, Wellbeingを通じて、より多くの方々にdacをアピールしていけたら」
イ・ジュリ | 2019年入社、営業製作部 所属。以前は百貨店の現場で催事なども担当。現在は、営業制作とともにマロニエゲート銀座の内装管理業務を担う。 |


